ミャンマー人が専門性を高めるたった一つの理由

ミャンマーで働く中で、ミャンマー人スタッフと専門性について話をする機会が多い。

彼らの主な働き方は自分の専門性の中で責任範囲を限定し、専門性を深めていくという価値観を持っている。

年金制度も保険制度も整備されておらず、会社が終身雇用をした事例がほぼ見つけられないことから、自分のスキルのみがご飯を食べるのに唯一必要な条件ということもあり、会社のためというよりも、自分のスキルのために働かざるを得ないということなんだろう。

彼らは個人の力をつけることで、サバイブしていこうとしている。

専門性に係る資格の取得も非常に熱心で、ミャンマー国内で受験できない資格はタイに出て、十数万円の費用をかけて受験をするとのことだ。

営業系の資格はMBA取得がメインストリームであり、私もミャンマー人スタッフに取得をしきりに勧められた。

彼らに言われたのは日本人というブランドを持ちながら、ミャンマー人スタッフの気持やミャンマー国内事情を理解しており且つMBAを持っていることはかなりユニークな存在であるとのことだった。

私も専門性を積み重ねたいと思う一方で、まずは基礎的な英語とITに係る知識を習得することが私の目の前に続く道だと思っている。

その後はミャンマー語の階段を登って行き、更に専門性を積み上げられたらと思っている。

 

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