シュエモードパコダは高さ114mでミャンマー国内で最も高いパコダとされている。
(最も有名なシュエダゴンパコダは98m)
初めて作られたのは10世紀で、複数回地震で倒壊し、再建築の度に高くなっている。
一日の観光の3つめのパゴダ(仏塔)であり、パゴダに飽きが生じてきた段階であったが、
かなりの高さのパコダであり、今まで見上げたことのない角度で頭を傾けて、
頂上を見るとキラキラと眩しい太陽と共に胸の奥で真っ当であろうとする暖かな強い心の動きを感じた。
パゴダに飽きるとかそういうことでなく、
パゴダの周りに人が集まる理由を少しだけ理解できた気がした。
また、地震の際に落下した一部をそのままに残し、その上に新たな仏塔を作られていた。
大きな流れに抗わず、あるものをそのまま受け入れ活かそうとしているんだと思った。
遠くから鐘の音が聞こえ、緩やかな空気を感じた。