ミャンマーで不動産を賃貸する場合、大家に家賃12ヶ月分を払う必要がある。
これが日本の感覚だとかなり厳しく感じる。
6万円の家だと、72万円
8万円の家だと、96万円
会社から補助が出る場合は別だが、ミャンマーに行こうとする人で、
日本での退去に伴う支出や、航空券代がかかったあとで、
どれくらいの人がまとまった金を持っているのだろうか??
日本の場合だと、不動産会社を通すとなんだかんだ4ヶ月分程かかった記憶がある。(それも高いとは思う)
項目としては敷金・保証料金・鍵の交換代・初期一ヶ月・火災保険代等になる。
恐らくミャンマーでは保険や、敷金のシステムが不十分で、
目の前の現金だけを信頼するということから、12ヶ月分の支払いとなっているのだろう。
大家の目線で考えると、家賃を高くするが、月払い可能にすることができれば、顧客対象が広がりそうだ。
また、入居者としては、月払いであれば、より高い価格帯の家に入居できそうだ。
懸念点は、銀行振込も日本では一瞬だが、ミャンマーでは時間がかかり、
入居者が面倒くさがりそうなので、家賃の回収方法を考える必要がありそうだ。
日本のインターネットバンキングのように、Web上で振込できるアプリができることを期待だ。
現状の家賃12ヶ月分の支払いする状況は、かなり不便なので、絶対にいずれかは、変更せざる得ないと思う。
といろいろな立場になってみて考えてみるのも面白い。