ミャンマーの賃貸不動産を見ていると、階数高ければ高いほど金額が安くなる。
1階︰1,000,000k(84,280円)
6階︰600,000k(50,568円)
のようなイメージだ。
エレベーターがついていないので、昇り降りが大変なのは分かるのだが、
34,000円近くも同じ建物で差がつくのは驚いた。
実際に6階のほうが日当たりがよく、遠くまで一望できるので、体感的、景色的なメリットは6階の方がある。
面倒くさがりな国民性からなのか、
ミャンマー人は低階層を好む。
いったいなぜなのだろう??
恐らく賃貸価格が売値から算出されているからである。
不動産は外国人の購入不可でミャンマー人だけ購入可能である。
購入するとなると、一部屋の価格は数百万円だが、ミャンマー人の感覚だと、数千万円レベルの感覚となる。
数千万円の家を購入する場合、通常は一生の住まいと考えて購入する。
一生の住まいとなる家を毎日6階まで昇り降りするのはありえないという感覚なのだろう。
そのありえないという感覚から高い階の家の売値は低い階の家よりも安くなる。(ざっと3-4割引だ)
一方で一般的な外国人は、長くても数年のみの滞在なので、少しくらい階段の昇り降りがあっても、受け入れられる範囲が広がる。
つまり、家を借りる際に、高い階であっても、それが理由で安くなるはずだとは考えない。
逆に安くなりすぎると、他にデメリットがあるのではと疑ってしまう。
今までミャンマーの賃貸物件は外国人目線で価格が考えられていないので、至るところにギャップがある。
そのギャップを活かしてお得に生活をしていきたいと思っている。