最近体を動かしておらず、体力低下を防ぎたいと思っていると、
家の目の前にあるジムが目に入ってきた。
かなりのローカル感で、
「本当にここで大丈夫か?」
という心の声を聞きながら、テクテク階段を上って行った。
部屋の中は↓のようなイメージで、一式機器がそろっている。
金額は月20,000k(1,626円)であり、回数は月内であれば制限がない。
良い点は、トレーナーがついてくれて、機器の使用方法と回数などの指示をくれることだ。
困る点は、そのトレーナーがミャンマー語しか話せず、私の片言のミャンマー語とジェスチャーで理解をしなければならないことだ。
久しぶりの運動をはじめた。
フィットネスバイクのペダルをカリカリと一心にこいでいるとき、
ふと目を閉じると、
高校時代に熱中していた長距離を走っている感覚がよみがえってきた。
目の前にはどうしても追いつかない、当時のキャプテンの姿が見えた。
そして、「いち、に、さん…」と心でつぶやきながら、
ダンベルを持ち上げる筋肉に神経を集中すると、
高校時代のトレーニングルームで同期と共にトレーニングしている光景が浮かんできた。
私も同期も、力があるわけではないが、真面目によくやっていた、懐かしい感覚を思い出した。
どうやら私の運動をする際の体感覚は、高校時代の記憶と結びついているようだ。
そして、それは13年以上も前の話だ。
運動後に飲むポカリスウェットの味は最高だ。
今後も週2回を目処に定期的に行きたいと思っている。