ミャンマーの映画館では映画が始まる前にミャンマー国旗が画面に映し出されて、ミャンマー国歌を斉唱する。
初めて映画を観に行ったときは非常に驚いたが、今では普通の光景になっている。
ミャンマーでのこの光景が普通になる一方で、どうして、日本の映画館では、国旗が映し出されず、国歌斉唱もないのだろうかという疑問が沸く。
日本にいるときは、国旗も国歌も映画館ではないものが当たり前かと思っていたが、ミャンマーとの比較で国によって違うということが分かる。
映画という非常に影響力のある媒体を前にして、国旗を見ながら、国歌を国民が歌うということは国からしたら、メリットがある事なんじゃないだろうか。
そういえば国歌や国旗にかかわる機会というのは非常に少なかったと記憶している。
小学校の時は国歌斉唱の際に起立を拒否する先生がいたことも記憶にある。
国のアイデンティティの一つでもある、国旗や国歌を他国と比較して重視していないのには何か理由があるのだろうか。
戦後1945年から1952年までのアメリカ占領下での政策が非常に関連しているような気がしている。
何かKindleで読める本があれば当時のことが書かれた本読みたいと思っている。