同僚に奥ゆかしさを感じた一つの出来事

顧客のことをすべて分っているが、それがすごいことだと思っていないところに奥ゆかしさを感じる。

 

 

顧客の現状を顧客よりも知っている。

そういった状態であるので、顧客も100%私たちの意見に耳を傾けてくれる。

また、言語的にもミャンマー人、日本人両者へ適した言語で過不足なく伝えることができる。

 

 

顧客との関係性だけでいうとかなりの領域にまで入っている。

 

一方で、この部分を正確に伝えるために、ミャンマー人ではなく、日本人に日本人から伝えてほしいと、お願いをされる。

 

顧客との関係を構築した自分を特段すごいことをしたとは思っておらず、

少しでも問題の芽を摘み、より容易に目的に近づく方法を考える。

 

 

顧客との関係構築、相手に伝えるための言語を扱えること、そしてどの言語をどのルートで伝えることがベストか考えられること、

それらを自然な感覚でできているということにすごさを感じ、

それをすごいことだと思っていないことに奥ゆかしさを感じた。

 

日本で働いている時に思えた、「すごい」という枠組みとは別の枠組みの「すごさ」が私が見る光景の一部に組み込まれ、そして身近に実感できている。

 

ビジネス上の「すごさ」は一元的ではないと理解・実感できたことに、感謝さえもしている。

 

日本でビジネス上の「すごさ」に違和感を感じる時は、一度海外で働いてみることで、一元的な価値観に囚われることから一歩抜け出すことができると思っている。

 

日々、ちょっとしたことに未だに新鮮さを感じる。

そして、この感覚を新鮮なうちに言葉で、できるならばより繊細に残しておきたいと思っている。これもブログを書く意味の一つになっている。

 

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