ミャンマー人MBAフォルダーが歩む一つの進路

それは、個人事業主としてコンサルティングをすることだ。

 

今日は金曜日ということで、友達とジャズバーで酒を飲んでいた。

友達の同僚のミャンマー人MBAフォルダーも同じ席に座り会話をした。

 

彼は、イギリスで4年間かけてMBAを取得して、ミャンマーへ戻ってきている。

 

今はMBAを活かして、コンサル会社で勤務をしている。

 

もちろん英語は流暢だ。

 

そんな彼はあと1年後には独立をして、

プロジェクトベースでコンサルタント業務を請け負う仕事につくことを目標としている。

 

 

そういった働き方を彼はパートタイムジョブだと卑下していたが、

実際はプロジェクト数や契約内容に応じて給料を稼ぐことのできる、士業的な働き方が正しい捉え方だ。

 

ここミャンマーでは、多くのMBAフォルダーは独立をしてプロジェクトベースで給料を稼ぐ働き方を目指す。

終身雇用という概念がないことも、こういった働き方をすることに拍車をかけている。

 

人間は生存権が危うくなった時に、本能的に力を発揮する。

 

ミャンマーで働くMBAフォルダーは、守られた環境がない中で、独立するしか選択肢がない。

その中で、どのプロジェクトも生きるために、本能に訴える形で、成果を出していく。

 

終身雇用という守られた働き方がない環境であるからこそ、

こういった働き方をする選択肢が否応がなしに発生する。

 

多くの人からすると、厳しい環境であるが、彼らMBAフォルダーは、この環境を最大限に楽しんでいる。

 

恵まれていない環境だからこそ、発展する知識があり、人間がいる。

 

こういった過去の知識・経験を売りにした、プロジェクトベースでの働き方が、

今後の働き方の潮流になっていくんだろうと、今日の話を聞いて実感をした。

 

ジャズの音を聞きながら、彼らの話を楽しんだ夜だった。

 

◆店:Jazz In Time Music Bar

◆場所(Google Map):

https://goo.gl/maps/Vo9Su4u1ZN92

 

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