同僚が退職することに悲しみを感じる心をまだ持っていると思った。
昨年の12月から一緒に働いていた同僚が2名退職した。
ネットワーク関連最上位の資格取得のために勉強をするのだという。
実際に辞める当日まで、心は動くことはなかったのだが、
辞める当日は悲しいという気持ちが全面に出てきた。
今までの人生で、辞めていく人はたくさん見てきていたし、自分も前職を辞めたてきた人間なので、
今更なにも思うことはないと思っていたのだが、
ミャンマーで仕事を始めた当初から手助けしてくれたメンバーだからか、
悲しいという感覚が胸に溢れた。
彼らがいなかったら、今もミャンマーで仕事ができていたのだろうか。
今働けているということは、繊細な人間関係の延長線上にあることだと改めて実感する。
複数のプロジェクトをともに体感し、思い出を共有した仲間だ。
たった11ヶ月であったが、思い出話は尽きない。
彼らには個人的にお礼をしなければならない。
新しい家にお坊さんを呼んで、念仏を唱えるという儀式がある。
その儀式に彼らを招待しよう。
そして、私がどこにいようとも、近況を共有しあって、歳を重ねていきたいと思っている。