最近入社したミャンマー人はかなり優秀だと思っている。
ミャンマーでの一年の経験から、業務の漏れが多いし、すぐに怒るし、気分が乗らないと仕事をしないミャンマー人を多く見てきた。
でも最近入社してきたミャンマー人はどの人も非常に優れている。
業務スピードも速く、手順の漏れもなく、今までの規制を破って受注につなげたりする。
この違いは何なのだろうか。
彼らの前職は常時(24時間体制で)顧客と対峙をする職場であった。
そこで顧客の要望から外れたことをすると、ペナルティーがあるような職場であったとのことだ。
顧客の要望を達成することに、厳しさが求められる職場で働くと、ビジネス上での効率的な動き方が鍛えられている。
私の日本での前職も顧客の要望達成には厳しかった。
大きくない企業であったので、要望が達成されないと、次年度で切られる可能性が高かったためだ。
当時は大変な思いでやっていたが、その経験は、ミャンマーの小さな組織で働くに際して非常に役立っている。
何が役に立つか分らないが、目の前のことを一生懸命やっていくことはきっと大切なことなんだろう。